50代女性が、令和元年12月1日より一週間ピロリ菌の除菌で3種類の新薬を服用する。服用中、腸の調子が悪く整腸剤を服用しても、下痢となる。
ピロリ菌の内服薬終了後12月8日ほこりっぽいところを掃除し夜中に目が痒くなりこすってしまう。
12月9日 朝から目が痒く瞼が腫れ抗炎症剤のステロイド点眼あわせて抗菌製剤を点眼する。
12月10日 目の周りが腫れて頬の辺りも赤くかゆみが増す。抗アレルギー剤を朝晩服用して整腸剤も継続内服する。
12月11日 身体全体に薬疹のような赤い発疹ができる。抗アレルギー剤を内服。膝・肘・耳かなり痒い状態で抗ヒスタミン剤も内服する。
症状が出て4日目より当薬局の「薬草煎じ」を服用開始する。本人の感想では飲みやすいと話される。
食べ物は甘いもの脂っこいものは止め、卵も止め、ささみ、豆腐、野菜を中心の食事とする。
12月12日 「薬草煎じ」を始め18日頃まだ赤みが引かない。12月18日から23日までの間、まだ痒いが少しずつ良くなっている。12日目には、皮を剥ぐように赤み痒みが引いてきた。
12月25日頃 鶏肉もケーキもチーズも食べられるようになる。ほぼ完治し、かゆみ赤みは引いてもう何を食べても大丈夫であると、大変喜ばれた。
この患者さんは突然のアレルギーの疾患でびっくりされ色々試みましたが最後は「薬草煎じ」をしっかり飲まれ3週間で完治してみえます。
必ず良くなると信じて服用していただくことが大切です。
急性の皮膚炎症は比較的治癒が早いですが、慢性的に症状が続いている方は、1か月、3か月、半年、1年の単位で様子をみて改善を考えましょう。